ハイライトよねやま 34 |
(財)ロータリー米山記念奨学会
2002年12月12日発行 |
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1. |
寄付金速報 〜米山奨学金は日本のロータリアンの寄付で成り立っています〜
11月までの寄付金は、前年同期と比べ11%、9千万円の減少となりました。寄付の減少によって奨学生数1000名を維持することが難しくなっています。日本の留学生受入れ10万人計画が達成されようとする時に奨学生数を削減することは、将来日本との架け橋となる優秀な留学生の支援を続けている本会として残念なことです。一方で会員数や寄付金の減少を直視し、現実に即した対応をしなければなりません。ご協力をお願いいたします。
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2. |
ラタクルRI会長「米山奨学事業はアジアに誇れるプログラム」
11月27日にビチャイ・ラタクルRI会長が米山梅吉記念館(静岡県・三島市)を公式訪問されました。同日に三島市内で行われた記念講演会で、ラタクル会長は米山奨学事業にふれ、「日本のロータリアンが1万人を超える留学生を支援し続けてきたのは驚くべきことであり、アジアに誇れるプログラムだ」と評価されました。
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3. |
ロータリーゾーン研究会に初めて“米山”が登場
11月29日〜12月1日に開催されたロータリーゾーン研究会の分科討論会に島津久厚理事長、高野孫左ヱ門副理事長、加藤昭財務委員長、中野董夫学務・学友委員長、また安熙道韓国学友会会長が参加しました。米山奨学事業がゾーン研究会で取り上げられたのは初めてのことで、90分にわたるプレゼンテーションが行われました。
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4. |
教育改革に貢献・・・米山奨学生
2002年度から学習指導要領に「総合的な学習時間」が加えられ、小中学校では総合・選択科目の工夫が進められています。こうした中、第2780地区の米山奨学生6名が藤沢市立高浜中学校1年生の総合科目講師として招かれ、異文化交流・理解の授業に貢献しました。アフガニスタン・ネパール・バングラデシュ・台湾・中国という多彩な出身国の奨学生が、各々1クラス20名の授業を任されました。文字も発音も全く違う!と驚き、ラマダン(断食)を知り、台湾のお菓子を賞味し、各国の子どもの遊びに挑戦する一方、同年齢のアフガニスタンの少年が銃を抱えている写真に息を飲むなど豊富な内容でした。この活動は藤沢北西ロータリー・クラブ社会奉仕委員会によって始められました。米山奨学生の活躍は、異文化交流・理解のきっかけづくりなど地域の教育の場へと広がっています。(栗原)
※「ロータリーの友」2003年2月号で、米山奨学生の授業を詳しくご紹介します。
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財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 大庭・三宅
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