ハイライトよねやま 36
(財)ロータリー米山記念奨学会
2003年2月12日発行
1. 寄付金速報 〜 下半期の寄付・厳しいスタート

1月までの寄付金は、前年同期と比べ10%、約1億2千万円の減少となりました。普通寄付金が6%、特別寄付金が12%減です。このままでは、1、000名の奨学生数を維持することが困難です。特別資金取崩しをどのようにして最小限にくい止めるか、当会では寄付増進タスクフォースを立ち上げました。ハイライトよねやまをご覧の方々で何か良い方策をお持ちの方がおられましたら、ぜひとも米山事務局までご連絡ください。

2. 寄付増進タスクフォースが始まります

2月19日、寄付金増進タスクフォースが、常務理事会の委嘱を受けてスタートします。理事・評議員・専門委員経験者から選出された9名で、寄付減少の原因を分析し、表彰制度改訂など具体的な方策を検討します。 
【メンバー】 高野孫左ヱ門(甲府)、鈴木清次(川崎西)、川尻政輝(東京世田谷)、半田昭雄(浦和北)、中西 功(鎌倉西)、前窪貫志(和歌山南)、福井正典(京都山城)、若林紀男(大阪東)、豊島徳三(一宮北)… 敬称略

3. SY−A奨学金継続に向けて 〜 台湾・韓国学友会が評価

1月10日から14日、台湾と韓国の米山学友会で、上級研究員の日本研修をサポートする特別米山奨学金(SY−A)の評価会が開かれ、その成果が報告されました。SY−Aは「母国学友会による選考」を目玉に3年前から試験的にスタート。第一線で活躍する研究者が選ばれるため、日本研修の成果が母国での研究や学術交流に直結します。学友会ではその点を評価し、SY−Aの存続を希望しています。

4. 復活した米山学友会

1月25日、新潟市で6年間休会していた2560地区の米山学友会総会が開かれました。会員48名のほとんどが一堂に会し、日本での生活、ロータリアンとの思い出など、久しぶりの再会で盛り上がりました。総会は、学友会再開を願う佐野孝ガバナー、大島精次米山奨学会理事など、地区ロータリアンの後押しで実現しました。新しい会長には、台湾から帰化し、新潟大学医学部で教授を務める佐井篤儀氏が選ばれました。

5. 1万人の米山フェローを生かそう 〜 元奨学生にE-mailで呼びかけ

2003年1月末現在で、元米山奨学生は9,866人います。国際環境が変化する中で、母国に限らず、広く世界で活躍する米山フェローも増えてきました(日本在住学友は現在2,555人)。米山奨学会では、日本を含め世界各地で力を発揮している米山フェローの情報を集め、その活動を積極的に広報していくことになりました。E-mailアドレスが登録されている元米山奨学生2,798名を対象に、E-mailを使って近況アンケートを実施しています。

財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 宮崎幸雄
編集担当 大庭・三宅
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメールl: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp